せっかく手に入れた車でも、転勤や進学など家庭・生活環境が変わることで手放さなければいけない事があります。さらには買い替えなどで手放す事もあります。
いざ売ろうと考えた時には、やはり出来るだけ高く買い取ってもらいたいものですよね。
ここでは、車を売る時に気を付けたい4つのポイントをご紹介していきますので、納得のいく価格で車を売りましょう。
小傷や内装の汚れに注意
普通に車を運転していても、前を走っている車が巻き上げた小石や砂利、枝などによってボディに小さな傷などがついてしまうことはよくある事です。他にも洗車の時にヒザがあたって小さな凹みが出来てしまう事もあります。自分で乗っている時には全く気にならない傷や凹みでも、いざ売る時には査定に響いてしまう事があるんです。
そんな時には売る前に出来る限り直しておきましょう。もちろん大きな凹みなどは修理費用も高くなるので直さない方が無難な選択ですが、鍵穴の擦り傷などは市販のコンパウンドなどで十分に消す事が出来ます。
さらに、内装の汚れや傷などにも注意して確認してみましょう。最近では禁煙家の人も多くいるので、愛煙家の車にはタバコのヤニが天井やシートベルトについている事が多いです。残念ながら査定に響いてしまいますので出来る限り落としておくようにしましょう。
また、カーペットの食べこぼしによるシミなども市販のクリーナーで落とせるならば綺麗にしておきましょう。
もう売ってしまうのだからと投げやりにならず、最後に感謝を込めて愛車を綺麗にしておくのも高く売るポイントの1つです。
買取店を比較しよう
車も電化製品や漫画、CD、Blu-rayなどと同様にの買取価格はお店ごとに違うものです。なので、売る時には多くの買取店を比較しましょう。
乗り換えなどの時には多くのディーラーで下取りをしていると思います。しかし残念ながら、ディーラーの下取りは買取店よりも査定額が低くなることが多いです。
なので出来るだけ多くの店から査定を取り、その中で1番高く売れる店を選んでください。もちろんディーラーから見積もりをとるのも有効です。
今では多くの買取店を一括査定出来るサービスも多くあります。それらのサービスを上手に活用して自分の納得のいく価格で売りましょう。
売り時をチェック
車を売るまでの期間に余裕がなければ仕方ありませんが、余裕があるのならば売る時期を選ぶようにしてください。
実は、多くの車で査定額が高くなりやすい時期というものあるんです。それは1〜3月と9、10月です。これには理由があるのですが何だか分かりますか?
この時期、特に3月は進学や就職、異動、転勤など生活環境が変わる事が多くなるので、車の購買力が上がる時期なんです。
その数は実に1.5倍、車によっては2倍近くの台数まで増えます。売れる見込みがあるために買取店としては、多少高く買っても儲けが出る計算がたちます。
なのでこの時期に売るのが高く売るポイントとなります。
コミュニケーションも大事
意外とおろそかにしがちなのが買取店の店員さんとのコミュニケーションです。もちろん自分の車を売るのだから店からしたら、お客さんになりますよね。
しかし、店員さんも人間です。コミュニケーションが上手くいかなければお役所仕事のような型に嵌った査定額しかつかないかもしれません。
逆に店員さんとの関係が友好的であれば多少の価格交渉によるプラス査定も見込めるかもしれません。
全員がそうとは言い切れませんが、お互いに気持ちよく売買できるようにコミュニケーションも大切にしていきましょう。