皆さんは自宅の車を買い替える時、ディーラーに下取りに出していませんか？
「中古車買取店っていうのがあるのは知ってるけど、なんか面倒くさそう」「よくわからないから怖い」なんて印象を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
今回は中古車買取専門店を利用するメリットとデメリットについて紹介いたします。
この記事を読んで、そのままディーラー下取りに出すのもよし、中古車買取専門店にお願いするもよし。
自分に合った後悔のない方法を選んでくださいね！
中古車買取専門店を利用するメリット
下取りよりも高く買い取ってもらえる可能性がある中古車買取専門店を利用する一番のメリットはやはり、下取りよりも圧倒的に高く買い取ってもらえる可能性があるということでしょう。
ディーラーや自動車販売店は車を販売することにかけてはプロですが、買い取ることに関しては素人です。
あなたの車の本当の価値を理解してもらえないこともありますし、必要最低限の情報で全国一律の値段で買取をしているのです。
これでは高値で引き取ってもらえる希望はもてませんね。
その点、中古車買取専門店は中古車買取のプロです。彼らは車を売ってもらわない事には商売になりませんから、買取に掛ける情熱が違います。あなたの車のよい所を見つけて高い買取価格を提示してくれることでしょう。
また中古車買取専門店は独自の販売チャンネルを持っています。あなたが手放そうとしている車を欲しい、という人の情報を持っていればビックリするほどの買取価格を提示してくれる可能性もあります。
状況によってはディーラーの下取りと比べて数万円から数十万円違うということもあるようです。
海外に販売ルートがある買取専門店であれば、ディーラーで下取り価格がつかないような低年式高走行車も喜んで買い取ってくれるでしょう。
中古車買取専門店を利用するデメリット
手間がかかる。
中古車買取専門店で車を買い取ってもらおうと思うと、自分でアクションを起こさなければいけません。
世の中に中古車買取専門店はたくさんありますし、業者ごとに査定金額が異なります。
ですから中古車買取専門店で買取をしてもらう場合、複数の業者で査定をお願いするのがベターです。
今はインターネットで一括査定できるサイトもありますが、結局は買取業者からの連絡を待ち、スケジュールを合わせ、業者による車の査定を受けなければなりません。
車を買うだけでも大変なのに、さらに自分で売却先を探して回るのも大変ですよね。
バイタリティーがない人にとっては苦痛かもしれません。
また新しく車を購入する時、これまで乗っていた車と交換する形で古い車をお店に置いて、新しい車に乗り換えて帰ってくるのが一番楽ちんです。
中古車買取業者に買取をお願いする場合、新しい車が届いてから売却するのであればディーラーまで新しく買った車を取りに行く時非常に不便ですし、その後車を保管しておくスペースも余分に必要になります。
戸建てで駐車スペースに余分があればいいですが、マンション住まいだったり車庫に余裕がない人にとっては悩みの種ですね。
値引き交渉に下取り車を使えない
車を購入するにあたって一般的には値引き交渉を行いますね。まずは車本体や追加オプションなどで値引きを引き出していくわけですが、「もうこれ以上本体から引けない」となった時は最終的に下取り車の下取り価格を上げるという方法で値引きを追加するのがセオリーです。
中古車買取専門店に車を売却するとなると、この下取り価格を上げるという手段が使えず結果的に値引きが小さくなってしまいます。この下取り価格はバカにできませんから、もしかしたら中古車買取専門店で買い取ってもらう価格の上乗せ分以上のデメリットがあるかもしれません。
結局どっちがいいの？
中古車買取専門店を利用するメリットは下取りより高く買い取ってもらえる可能性があることです。ただし必ずしもディーラーでの下取りより高いというわけではなく、タイミングによっても左右されます。過剰な期待は禁物です。
一方のデメリットは、下取りより圧倒的に手間がかかるという点でしょう。車の売却で後悔しないためには、ディーラーで下取りの査定を受けると同時に下取り専門店も覗いてみましょう。そこで大まかな査定をしてもらって、ディーラーでの下取りと比べてどれだけのメリットがあるのか簡単に調べてみるとよいでしょう。中古車買取専門店を利用するメリットが手間と比べて大きいと思うのであれば、中古車買取専門店を利用することを考えてみるのがよいでしょう。
