宮城県に住む年齢55歳の男で、売却した車はHONDA FIT 2011年式のグレーの車体です。
当時、新車で購入し4年半ほど乗りましたが、売却直前の走行距離は36755kmであまり乗っていませんでした。
そもそも、売却に至った理由は、昔から言われている日本車の5年経ったら0円査定の話が頭に引っかかっていた上に車検が目前に迫り、車検を継続するか買い替えるかで悩んでいました。
そこへたまたま欲しい車の出物があったので、買い替えを検討したものの、
ディーラーの提示した下取り額の安い事安い事、もはやお話になりませんでした。
どうやったら、こんなに低く見積もれるものやらと思って、自宅に帰ってきましたが、
その車はあとあとこの価格で出てこないだろうと思えたので、何とか査定を上げてもらえるように、
後日交渉にディーラーへ出向いて話を煮詰めましたが、せいぜいやって25万円と何とも悲しい数値しか出てきません。
これでは話にならないので、再度家に持ち帰りどうしたら高くなるかを考えてましたが、
ネットで買取が高い旨の記事を見たので、どうせ騙されたとしても査定を聞いて売らなければ良いと思い、
試してみる価値ありだと思い、一括査定を申し込みました。
その日は、休日の15時だったのでネットから申し込んだとしても翌日からの対応になるだろうと、
勝手に思い込んでいましたが、メールで即座に各社の大体の相場が送付されてきました。
5分後にそのうちの1社である、G社さんから電話があり本日19時に当社査定員がお伺いしますとのこと。
詳細な事は、弊社査定員より18時ころ連絡させますとのことでした。
流石に業界ナンバー1は違うと感心していたのもつかの間、今度は16時半に地域の査定担当者から電話があり、
18時には伺えそうですとの連絡を受け、時期的にもその時間帯では暗くなるので、査定できないのでは?と伺ったところ、
大丈夫ですとの話でした。
実際の査定は街灯と家の玄関灯くらいの暗い中で、査定員の手持ちの懐中電灯を使って行われました。
まず、査定にあたって、査定を開始する前に現状の相場の説明をされ、あまりにも安い内容だったので、
まあ、CMは人寄せなのでとたかをくくって、査定の状況を見守っていました。
装備に純正ナビ、純正アルミホイール、純正エアロを装備していたことと、点検整備記録簿がついており、修復歴も無い事、
車室内もきれいでペットを載せた形跡が無い事を、査定員と数回のやり取りでお互い確認したところ、
査定員が、何か査定を受けたかとか、別な車を買うのかと執拗に聞いた上で、この車をぜひ売って欲しいと言い出したので、
藪から棒に何を言うのかびっくりしました。
そこで査定員が、先程の買取価格は過度な期待を抱かないように、極端な話をしたという事の説明となり、
私としてはディーラーの査定価格を正直に話したところ、それに上積みするから即売却決定をして欲しいという条件で、
買取センターと査定員のしばらくの折衝があり、結果的にディーラー査定価格+15万で売れました。
理由としては、1万キロ/年が目安でそれより走行が下回ってる事、三菱自動車の軽自動車の燃費不正があって
軽市場が低迷し、コンパクト車の市場にニーズが戻ってきてるという一過性の市場動向も手伝って、
この価格が付いたのと、その市場動向から、既に買い手がいたという事が決定打になったようです。