2003年に新車で購入した日産エクストレイルを手放すことにしたのは、それから11年経った2014年のこと。
内部のスペースも広く、とても使い勝手がいい車だったので、手放したくなかったものの、度重なる修理にさすがに疲れ果てて、売却することに。
走行距離も、16万キロを超え、あちこちこすった後もあったので、さすがに値はつかないだろうと、一括サイトに売却見積もりを登録しました。
早速、数社から連絡があり、多忙な筆者のスケジュールに合わせ、東京都多摩地区に住む筆者の所に、近所の買い取り業者が何社か見積もりに来てくれました。
一括サイトでは何社も同時に見積もりに来てくれますが、必ずしも予定がすぐに合わない場合もあり、全部の業者さんに査定してもらうのは実際には膨大な時間もかかり、わざわざ来てくれる営業マンにも失礼にあたるので、筆者は自分の予定に合わせてくれる買い取り業者さん3社に見積もりを依頼してもらうようにしました。
なんとか高く売却したい筆者は、一生懸命洗車をしたり、車内の掃除機をかけ、子供のおもちゃや蓄積された車内の家庭的な荷物はとにかく撤去。
車検証を片手に見積もり業者の到着を待ちました。所有者の主人は働き盛りの40代。当然仕事で不在なので、子どもとどんな人が来るのか不安でしたが、訪問業者3社の営業の方はどなたも丁寧でとても親切だったので、安心して見積もりをしてもらうことができました。
せっかく洗車をしたのに、あいにくの雨。営業の方は気にする様子もなく、内部やボディ、エンジンルームをチェックして会社に問い合わせ、回答を待つスタイルでした。ディーラーには値がつかないと言われていたので、10万円には満たないだろうと不安でしたが、四駆のエクストレイルは海外で、人気だということで、すぐに決めてもらえれば10万で買い取ってくれるという業者に巡り合いました。問題は、次の車をまだ購入していないので、乗る車がなくなると相談したら、業者側が一か月間なら軽自動車を無料で貸してくれると申し出てくれたので、職場の主人に了解を得て、売却に踏み切りました。
他の二社もとても親切な対応でしたが、一社は5万円、もう一社は7万円と10万円と車の貸し出し、と言う条件に届かず、今では大手になった買い取り業者と契約を成立することにしました。その後も車の売却の際は当時の担当者には必ず、声をかけて相場を教えてもらっています。一括サイトで巡り合った、買い取り業者さんのおかげで、次回購入する車の選択も「売却しやすい車」を教えてもらい、今は新車を乗りつぶしてメンテナンスに多額の出費と労力を費やすというサイクルから脱出し、新車をコンスタントに購入し、車検前には売却し、また新車を購入というサイクルに変更しました。買い取り業者さんといいお付き合いを続けることで、高額な新車の購入も安心して踏み切れるようになり、売却の際も当時関わった営業マンにメールで相談という形で、主婦の筆者も安心して車の売却問題と向き合えるようになりました。