2003年式エスティマの買取額を０円→１０万円にした方法とは。〜岩手県在住・４０代男性〜

私は岩手県在住の46歳の男性です。今年で中学２年生になる次男が産まれた年に人生で初めて車を新車で購入しました。
その愛車は、2003年式のトヨタエスティマ。当時は爆発的な人気の車種で、あちこちで走る姿が見られ、とてもカッコいいと感じての購入でした。
そんな愛車のエスティマも、今となってはフルモデルチェンジも行われ、かなり年期の入った車の部類になってしまい、また車社会の田舎暮らしの影響でその走行距離も軽く10万㎞を超え…車検の度にあちこちと不具合がみられるようになりました。
10年を超え愛車にかかる税金も上がり、更に修理代が思った以上にかかるため、我が家は車検の度にまとまったお金が出ていくはめになりました。
そんな状態を打破するために、私が選んだ道は愛車の売却です。次男の誕生と共に購入した思い出がないとはいいませんが、思い出よりは今の生活、という判断を下しました。
私が車の売却をする際にとった手段は、ネットを活用した一括査定サービスと、地元の車屋さんでした。
まずは一括査定サービスに愛車の年式や走行距離などを入力して、事故履歴や修復歴などの有無を登録します。
するとものの1時間もしないうちに、各業者さんから査定額提示のメールが届きだしました。
想像はしていましたが、年式が10年以上前で、走行距離も10万㎞を超えていると、いくら思い出深いエスティマとはいえ、破格値にような査定額でした。
安いところは「値段が付けられません」という提示で、一番高いところでも5万円…。それもオーディオやウーファー、ナビなどの装備がついているので出されたような提出額で、それを取り外してしまうと、それこそ二束三文になりそうな査定の結果でした。
次に私がとった手段は、その車の購入もお任せをした地元の車屋さんです。
そこで購入したという気持ちも先にはあり、優位に進めてもらえるかもという期待も込めて車屋さんを訪れました。
その車屋さんに一括査定サービスの見積りを持参し、車の状態をひとつひとつチェックをしてもらいました。
結果としては、一括査定サービスよりも高額の10万円で買い取りをしてもらえることになりました。
一括査定サービスの内容とかなり違うので尋ねてみると、車屋さんの内部では「ナビ付き」が中古車売却の必須条件となっており、しかも雪道では不可避の「4WD」であったことが評価されたようです。
おかげで購入額も大きく、一括査定サービスで売却するよりも良い評価となり、その車屋さんへの売却を決意しました。
私が今回の売却で学んだことは、愛車を売却するときは、ナビやオーディオなどのオプションはなるべくそのまま着けておき、値打ちを高めることだと気付きました。